若年性アルツハイマー病のいろは

時間のない方のために、若年性アルツハイマー病に関する情報を調査し、まとめてみました。
日本のアルツハイマー病の患者は推定100万人と言われる。アルツハイマー病は脳こうそくなど脳血管疾患と並ぶ認知症の代表的疾患でとされる。

65歳未満で発症した場合が「若年性アルツハイマー」である。特に近年では18歳〜64歳の若年の認知症(アルツハイマー)が増えている言われている。

日本では65才以上の20人に一人はアルツハイマーを発症すると言われるほど、高齢者に多い病気だが、近年では若年性アルツハイマーとして10代、20代、30代でもアルツハイマーの症状が確認された事例がある。働き盛りの40台、50台の若年性アルツハイマー病が近年増加している。


若年性アルツハイマーの患者数はおよそ、10万人はいると言われている。
10万人前後とみられる若年認知症患者のうち約3割がアルツハイマー病と考えられている。アメリカではアルツハイマー病の発生率が高いと言われている。これは食事の影響が原因とも言われている。

アルツハイマー病を告白した有名人としては、レーガン元大統領がいる。レーガン元大統領はアルツハイマー病を患っていることを94年11月5日、自筆の手紙で病気を公表した。


レーガン大統領のアルツハイマー病の告白は「呆(ぼ)け老人をかかえる家族の会」(事務局・京都市、日本アルツハイマー病協会)の高見国生代表は「当時は病気の知名度が低く、痴呆(ちほう)に偏見や差別もあった。大統領の公表で、だれでもなりうる病気だとの認識が広まり、隠さなくていいという機運が生まれた」と評価した。



アルツハイマー病の主な原因と症状はβアミロイドによる老人斑、脳の萎縮によるものです。ただし、脳の海馬の萎縮はアルツハイマー病(AD)の診断に有用な所見とされているが,特異的か否かは明らかとなっていない。

アルツハイマー病の研究や原因・現状などの詳細は後述に述べます。アルツハイマー病は女性に多くみられます。アルツハイマー病が閉経後の女性に多いことから、閉経後、女性ホルモンのエストロゲンを補充する治療法も探られている。


ただ、若年性アルツハイマーの場合は遺伝によるケースもあるので、親族でアルツハイマー型認知症の方がおられる場合は注意が必要である。少しでも不安に思ったら、すぐにもの忘れドック・脳ドックを受けてみると良いようです。

また、「軽度認知障害」(MCI)という状態でアルツハイマー病の診断をつける試みが注目されている。

若年性の場合には自覚症状が薄いため、家族からのすすめにより、脳ドックで脳のレントゲン写真を見て初めてアルツハイマーであることであると告知されるケースがあります。


アルツハイマー病の初期症状としては、様々な兆候が見受けられる。


アルツハイマー(認知症・痴呆症)と診断される6〜7年前から色々な初期症状が始まる事が多い。
初期には、車の運転や金の計算などは出来るのに、少し前の事を忘れるのが特徴である。
初期段階では物忘れを本人も自覚している。

アルツハイマーの最も初期の症状は学習能力が落ちて新しい事を覚えていられないことである。
さらには論理的な思考力がなくなると言われ、物の名前や人の名前が出なくなるようになる。
しかし、これらの症状は誰にも起こりうることなので、アルツハイマーの初期症状とは自覚しにくい。


アルツハイマーの末期症状では、以下のような症状や兆候が見受けられ、アルツハイマー病により出来なくなることが増加する。

自分の家族がわからなくなる。名前や顔がわからなくなる。
進行すると理解力や判断力が低下していく。
アルツハイマーが進行すると自分の居場所が分からなくなり迷子になる、食事が順序よく作れなくなる。

しかし、アルツハイマーに似た症状の病気は多い。

アルツハイマー病と似ている病気としては、鬱病(うつ病)、脳腫瘍、多発性脳梗塞、慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症、飲酒、栄養不良、貧血、恐牛病、老化、廃用型痴呆などがある。


アルツハイマーと痴呆症は症状が似ているため、共に生活する家族はアルツハイマーなのか痴呆症なのか見分けがつかないことも多い。


脳血管性痴呆は脳卒中後に起きるものである。脳卒中というのは脳梗塞と脳出血が代表であるが、これらの発症後2年以内に脳血管性痴呆は起こりやすいといわれている。

パーキンソン病は脳内のドーパミン不足と相対的アセチルコリンの増加が原因と考えられている。しかし、そのドーパミン分泌量の低下及びアセチルコリン増加について、原因は解明に至っていない。


アルツハイマー病は脳の変性疾患であり、一般的にはアルツハイマー病はどんどん進行していく。
アルツハイマー病は脳の細胞死が関係してくる。アルツハイマーには遺伝性のものも知られているが、アルツハイマー病の多くは散発性に発生する。 家族性アルツハイマーは子供に遺伝するとも言われている。近年では緒形直人さん主演ドラマ「Pure soul 〜君が僕を忘れても」の日本テレビのドラマで若年性アルツハイマーと家族性アルツハイマーの話題が登場した。


従ってこれらの病気との鑑別を行う必要があり、物忘れなどがあるからと言ってせっかちに診断を下すのは危険である。

アルツハイマーとは違うのだが、高齢者がかなりひどい貧血になると痴呆の初期に似た症状が出ることもあるので、血液検査が必要。


アルツハイマーが進行すると、家族の顔や自分自身の居場所がわからなくなり、アルツハイマーを患っている人の奇行が見受けられることもある。そのため、家族だけでは介護しきれずに、病院に入院させる事例も多いのが現状である。
また、アルツハイマーの患者の介護方法を把握していないという現状もある。

社団法人として、認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)がある。

しかし、進行したアルツハイマーに効く特効薬・治療法がないのが現状である。アルツハイマーの患者を入院させることや施設に入れるメリットとしては、アルツハイマーを介護・看病する家族や共に生活する方々の心理的・精神的・肉体的なストレスを緩和するためでもある。


アルツハイマーを患っていることにより、家族・親戚同士で悲劇をもたらすこともある。
日本では近年では朝日新聞に「アルツハイマー病による母殺し」の記事が紹介された。


近年では中年の働き盛りに発症し、勤務先や家族への影響が深刻な若年性アルツハイマー病に注目した順天堂大学医学部精神医学教室が、専門外来を平成11年4月から国内で初めて開設する。同大の新井平伊教授は「早期に診断して治療を開始するためで、アルツハイマー病の場合も早期診断,治療を基本に、医療、福祉、介護の面からサポートしたい」と話している。


アルツハイマー病の患者さんを支える医療制度としては、通院医療費公費負担制度、精神障害者保健福祉手帳などがあります。精神障害者保健福祉手帳申請のための診断書は、初診日から6ヶ月以上経過して初めて記載できます。


アルツハイマーの原因物質として、ハーバード大学のグループによって、p25というタンパク質がアルツハイマー病の発症に関与している可能性が報告された。また、アミロイドβたんぱくという異常物質が脳にたまり神経細胞が死滅するためと言われている。これは、東京大学大学院薬学系研究科の松木教授らのチームが、2002年、脳内のβアミロイドが神経細胞間の情報伝達を妨げている事を突き止めた。


また、近年のアルツハイマーの研究により、アルツハイマー病が進展するにつれて、脳内での細胞死や神経原線維変化など、その原因が解明されていなかった所見の多くは、脳内のインスリン産生能の低下などインスリン情報伝達の異常に起因するという研究結果が、医学誌「Alzheimer's Disease」11月号に掲載された。このことから、アルツハイマー病が神経内分泌疾患とほぼ同じものか、あるいは別のタイプの糖尿病であることが考えられるという。このことから、糖尿病治療薬がアルツハイマー病の治療に用いることができる可能性がでてきた。
しかし、アルツハイマー病の危険因子として、高血圧や炎症など多くの因子があるため、現時点ではアルツハイマー病を糖尿病などの内分泌疾患の枠にはめ込むのは時期尚早である。
(参考文献:米インディアナ大学加齢研究センター、アルツハイマー病・神経精神疾患センター所長代理で精神医学教授のHugh C. Hendrie博士)


アルミニウム(Al)の鍋はアルツハイマーの原因(危険因子)と噂されている。アルミの鍋を使用することにより、アルミニウムが熱で溶けるためにアルミが体内に摂取されるためだという説もある。



アルツハイマーの薬は今のところないのが現状である。アルツハイマー病の原因がは未だはっきりとわかっていないのが、現状である。従ってアルツハイマーに効く薬も治療法もない。日本では製薬会社のエーザイから、アルツハイマー病の薬として「アリセプト」という薬が登場したが、ごく初期の人の何割かにしか効かないとされている。



アルツハイマーの予防やアルツハイマーを予防するための料理やレシピ



2006年にテレビ朝日の「たけしの本当に怖い家庭の医学」でアルツハイマーのテストが紹介れた。
ズボラ料理で有名な奥薗壽子(おくぞのとしこ)先生がカンタン予防料理 「今日からできるアルツハイマー完全克服メニュー!!」をアドバイスしてくれていた。 奥薗さんのアルツハイマー予防の食事は、常備菜として冷蔵庫で1週間保存可能の「トマト味噌&さばそぼろ」でした。


たけしの「本当に怖い家庭の医学」の「アルツハイマー」の番組で紹介されたレシピは、「サバのそぼろ」を使った「サバそぼろ餃子」や「サバそぼろ寿司」、「サバそぼろぶっ掛けご飯」、食パンにマヨネーズをぬり、サバそぼろをのせ、チーズを散らし、オーブントースターでチーズがとろけるまで焼く、「サバそぼろチーズトースト」やサバそぼろ適量を、ご飯の上にのせる「サバそぼろご飯」や油をひかずに、フライパンで厚揚げの表面をこんがりカリッとするまで焼き、厚揚げにサバそぼろをのせ、蓋をして、そぼろが温まるまで火にかける「サバそぼろ厚揚げ」など。

また、アルツハイマー病の予防食品・レシピとしてトマトペーストを使った「トマト味噌」料理がアルツハイマー予防の料理としても紹介されていた。「トマト味噌チゲ鍋」や「トマト味噌ホイコーロ」や「トマト味噌汁」など。




---------------------------------------------------------------------
その他:アルツハイマー病関連の情報・話題・研究・新薬・開発状況の情報
---------------------------------------------------------------------

■1日30分以内の短い昼寝が,アルツハイマー病の発症リスクを抑制する可能性のあることが明らかになった。国立精神・神経センター武蔵病院精神科医長の朝田隆氏が,第17回日本痴呆学会で発表した。

■コロンビア大学臨床神経心理学のYaakov Stern教授をリーダーとする研究チームは、アルツハイマー病の経過を予測するための公式を考案したことを初めて明らかにし、「これは医師、患者、家族をはじめとする介護者が、総合的な医療方針を立てるうえで役立ちうるものだ」と述べた。

■若年性アルツハイマーの映画としては、「私の頭の中の消しゴム」がある。

建設会社の社長令嬢のスジンは、天真爛漫なお嬢様。建築家志望のチョルスとコンビニで運命的な出会いをし、二人はすぐに恋におちてしまった。温かい家族に囲まれて育ったスジンと違い、チョルスは孤独に生きてきた男だったが、スジンの献身的な愛に結婚することを決意。二人は晴れて新婚生活を迎える。建築士の試験にも受かり、幸せいっぱいの二人だった。しかし、スジンはある時から、物忘れがひどくなり、自分の家への道順すら忘れてしまうようになった。病院で、スジンは若年性アルツハイマー症だと診断される。
[ 2005年10月22日公開 参照サイト:goo映画]

■日本老年精神医学会は学会認定の痴呆専門医と病院の一覧を(http://www.rounen.org/)に掲載している。

■アルツハイマー 病 理化学 研究所 脳 科学 総合 研究 センター
http://www.brain.riken.jp/bsi_j/a_takashima.html


■国際アルツハイマー病協会は、1984年にアメリカ・ワシントンDCで結成され下記の目的のもと、2005年10月現在75の国と地域のアルツハイマー病等に関する全国団体が加盟している。毎年国際会議を開催している。2004年に京都、2005年にトルコ(イスタンブール)で開催され、2006年10月にはドイツのベルリンで、2007年10月にはベネズエラのカラカスで開催される。国際アルツハイマー病協会の本部はロンドンにある。

国際アルツハイマー病協会はWHOの正式な非政府組織(NGO)として認められている。国際アルツハイマー病協会ADIについてのお問い合わせは「社団法人呆け老人をかかえる家族の会」または下記ADI事務局まで
各協会の連絡先はADI:http://www.alz.co.uk/help/associations.html


■利根プロジェクトからいえること/食事とアルツハイマー病

あなたの保険を無料で見直します。『FP生命保険相談』

posted by 若年性アルツハイマー研究会 at 01:55 | 日記